2009年1月29日
ダーリニボストーク通信 通巻784号 VOL.1
ロシア極東の週刊経済情報誌ダーリニボストーク
より記事を抜粋してお伝えします。
ロシア政府は代替エネルギー開発を支援
1月16日、ロシア連邦政府は代替エネルギー開発
プログラムを採択した。同プログラムでは、2020年
までにロシアのエネルギー収支において代替
エネルギーの割合を4.5%まで増やすことが計画
されている。1月20日付けコメルサント紙が伝えた。
16日、ウラジーミル・プーチン首相は政府決議
「再生可能エネルギー源利用に基づく電力部門の
エネルギー生産設備の建設に対して広く投資が
募られる。投資家に対しては、生産された電力
1キロワット時あたりにつき一定の配当を与える
メカニズムが提案されている。たとえば再生可能
資源を利用して生産された電力1キロワットに対して
2.5コペイカが支払われるという案が検討されている。
ロシアの再生可能電力エネルギー開発部門で
最も広く開発が進んでいるのは水力発電である。
現在大規模な水力発電プロジェクトを抱えている
「ルスギドロ」社は今回の政府決議を歓迎している。
同社の関係者によれば、現在のところ再生可能資源に
基づく電力生産プロジェクトは収益性が低い。電力
1キロワット時あたりの支払額が政府に保証される
ことで同部門への投資のインセンティブとなることが
期待される。
水力発電以外にも、ロシアには風力発電、潮力発電、
地熱発電、太陽光電池などの開発のための潜在力
があり、これらの代替エネルギー開発にも期待が
かかる。今回採択されたプログラムではまず
2010年までに代替エネルギーの国内シェアを
1.5%まで、そして2020年までに4.5%までと
段階的に引き上げて行く計画。投資会社
Credit Suisseのエブゲーニー・オリホビチ
アナリストは、政府が設定した代替エネルギー
開発のテンポを達成可能なものと認めている。
- by morioka
- at 09:36
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