2008年12月29日

ロシア極東情報 VOL.2

ロシア情報誌ダーリニボストーク紙の記事から

『食品小売では、ディスカウントストアが主流に』
ロシアでは消費者の購買力が落ち、人々は
より安いものを求めるようになっている。
その結果、食品小売業界ではディスカウントストアの
市場シェアが伸びている。
ロシアでも年末は食品小売業界にとって
非常に重要な時期であるが、今年はどのような傾向が
見られるのであろうか?
ロシア各メディアの報道をまとめた。

◇品揃えが豊富でより安いものが買える
 ディスカウントストアが人気◇

ロシアでは秋ごろから食品小売業界の構図が変わり
始めた。高級スーパーマーケットからディスカウントストア
へと、シェアが移っているのだ。
専門家らは、この傾向は今後も続くと見ている。
140店のハイパーマーケットとスーパーマーケットを
展開する大手食品小売チェーンのセジモイ・コンチネント
の2008年1~9月の純利益は国際税務報告基準で
前年同時期25%減の5,130万㌦となった。
セジモイ・コンチネントでは来客数も1.8%減少している。
しかし、セジモイ・コンチネントの、客が同じカテゴリーの
他の店に流れたわけではなく、同社の競合相手も同じ
ような状況にあると投資会社「フィナム」のアナリストである
フィリチェンコフ氏はみている。
2008年の第1から第3四半期に小売チェーンのマグニトや
X5グループのビトコフスカヤ広報部長は、2008年
1~9月の販売シェアはディスカウントストアが半分以上、
3分の1がスーパーマーケット、残りがハイパーマーケットで
あったと指摘している。

◇新年の食卓も節約◇
ニールセンが11月末に500人以上を対象に実施した
調査でも73%の回答者が食品及び日用品への支出を
抑えるようになったと答えている。
ケーキ類を買わないと答えた回答者が全体の約10%、
肉を買わない、ウォッカを買わないと答えた回答者も
それぞれ8%ずつであった。
13%の回答者が「これからの1年間は買い物するには
非常に悪い時期になると思う」と答えている。

このような調査結果から見ると、2009年は新年を祝う
ロシア国民の食卓の様子は変わりそうである。

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